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2015.4.25基礎工事開始 [基礎工事]

朝8時半ころ基礎工事を依頼した地元の建設会社がやってきました。社長である親方に現場監督の若者一人。工事を手伝う私のために親方が選んでくれた監督で年は若いが腕はいいということです。


基礎工事もセルフビルドつまりDIYでやろうと思えば、やる方法はわかっていました。でも家の建設工程の中でも基礎工事はかなり疲れる工事らしいです。なお且つやり方はわかっていても初めてやるとなると時間がかかるでしょうからテント生活が長くなるということです。

自分の試算では基礎工事の資材費用は25万円くらいと考えていましたが、見積はその4倍くらいでした。うーんなかなか高いな。でも今ではこの部分は専門家に頼んでよかったと思っています。基礎工事は耐震などの丈夫さと同時に上に建つ建物の基準になるので精度が求められます。素人が作ったのではたとえ出来上がったとしても品質は保証されないでしょう。


建設会社の選定はかなり悩んで決めました。地元にある建設会社は電話帳とかネットで調べてわかってはいるのですが、飛び込みで見積を依頼する気にはなかなかなれませんでした。実はネットで調べていたら某建設会社(実名で書かれていた)はこんなずさんな工事をしているとか詳しく書かれていて、これを読んだらどんな基準で建設会社を選んだらいいのか悩んでしまいました。


いろいろと試行錯誤しましたが結局、ほんのわずか知り合っただけというルートから紹介の紹介という形で行き着いたのが、今回基礎工事をお願いした会社です。お互いがどんな相手なのかよくわからないまま、ほとんど口約束に近い契約をしました。


さて、いよいよ工事開始です。まずは草刈からです。大きな雑草が生茂っていました。建築場所が開けると次に縄張りです。私が書いた図面どおりに基準点を決めてそこから測量器で四隅を決めていきます。セルフビルドつまりDIYではここはピタゴラスの定理で作った大きな定規を作って直角を出すことになっています。親方によると昔は専門家でもその方法をとっていたそうです。この方法でも精度はやりかた次第でキチンと出せると言っていました。測量器の値段が安くなって今ではみんな測量器を使うそうです。


ところが四隅を決めると建物の位置が敷地の反対側の境界に近づきすぎています。おかしい!このままでは法的にも問題になる。親方にお願いして1.4m位置をずらしてもらうことにしました。確認申請の図面と違ってしまうけれど大丈夫だろうか。黙っていればわからないだろうか。考えても仕方ない。もう他人を巻き込んで作業は始まっています。

もう一度測量のやり直しです。四隅を決めても遣り方という板囲いはしません。いきなり水糸を張ってこれで作業は進められるようです。


日曜日をはさんで翌月曜日4.27 重機が運ばれ掘削作業。私もセルフビルドつまりDIYで重機を使うかもしれないと3t未満の油圧ショベルを扱えるよう教習所に通いました。 しかしこの日はショベルに乗る機会はありませんでした。


024-bl.jpg

この写真は2013年に購入を検討した別の土地で訳あって実際に油圧ショベルを使ったものです。


結局、この土地を買うことはありませんでした。ショベルのレンタル料とかその他もろもろで散財しましたが、習ったとおりに重機を動かせて気分は上々でした。












油圧ショベルを動かすことはありませんでしたが、親方がショベルを動かす補助をしました。ショベルで地面を掘削して掘り下げていくのですが、機械ではその跡を整地していくのが難しいんです。だから補助員が鋤簾(ジョレン)という鍬に似た道具を持って地面を平らにしていきます。ショベルと呼吸を合わせてお互い声を出さずに作業していきます。ショベルが回転して後ろへ土を運んでいる間に鋤簾で整地してショベルが回転して戻ってくるときには横にどいて掘り下げ作業を見守ります。

親方からはこの作業について細かい指示は出ませんでしたが、完璧に仕事をしました。なぜ出来たのかは追々書いていくつもりです。


さて次に地盤を強化するために砕石を入れていきます。基礎には2種類あります。土台を載せる立ち上がり部のみを鉄筋コンクリートで作る布基礎と建物が建つ部分全体を鉄筋コンクリートで覆いその上に立ち上がり部を作るべた基礎があります。私は強度が強いべた基礎を選びましたので建物が建つ部分全体に砂利を入れます。


掘削した敷地のすぐ横にレーザー光線が出る器械を置いて砂利を敷いたあと測量ポールのようなものを立てます。ポールがピッと言えば砂利の高さはOKということ。ピッツピッツと言うと高すぎるという具合です。便利な器械ですね。

これがセルフビルドつまりDIYだと遣り方で作った敷地まわりの板につけた印を基準にして砂利に立てた棒で高さを確認します。精度にかなりの違いが出そうですね。


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こんな感じで出来上がりました。実に早い。これをセルフビルドつまりDIYでやっていたら、ここまで優に2週間はかかっているでしょう。


4.28  今日から親方は来ないみたいで代わりに監督より年上の作業員が一人つきました。今日は砂利をランマーという機械で叩いて地盤を固めてから捨てコンと呼ぶコンクリートを流し込みます。これは本式のコンクリートを入れるための型枠を立てるために便利なように入れるものなので基礎の強度には関係ありません。


私は一輪車でコンクリートミキサーから生コンを受け取って指示されたところへ流し込む役割をしました。一輪車は重いものを運んでも右左に簡単に曲がるのですが、重心が落ち着かずすぐに生コンがこぼれそうになります。ほかの二人は流し込んだコンクリートをショベルとコテで平らにならしていきます。

私は相当足腰を踏ん張りながらなんとかコンクリートをこぼさずに運び終えました。


今日から来た作業員の人に聞くと給与は日給制の月払いだそうです。日給制だと雨が降り続くと大変でしょうと聞くと「そうなんです。3月は雨がよく降ったので本当に大変だった」と言っていました。日給制だと雨の日は作業がないので給与が入らないということなんです。監督は違うんでしょと聞くとやはり日給制の月払いだそうです。

会社の収益もこんな人たちにしわ寄せされているんですね。


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きれいに捨てコンが入りました。


明日4.29は祝日で作業は休みです。

この休み中に大変なことが起こります。





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2015.4.24 いよいよセルフビルドをスタート [決戦前夜]


リュックにテントと寝袋を載せて重い荷物を背負いながら電車で現地入りしました。

ここは更地ではありますが、緑が多い自然公園の第2種特別地域に指定されている土地です。近所には開発された別荘地もたくさんあります。


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早速ご近所にご挨拶。テントを張って自分で家を建てるんだと話すとみなさんびっくりしていました。

「外水栓を使っていいよ」とか「事務所のトイレを使えるように考えよう」とかみなさんとっても親切なのでこちらもびっくり。でも思ってもいなかったので本当に助かるなと心から感謝。


田舎暮らしを計画してから6年目にして、ようやく実現に向けて別邸の建築を始めることとなりました。

直前まで仮設水道とか仮設電気の準備をしてきて気分は高揚しているけれど、正直ちょっぴり不安もあります。

 

田舎暮らしは雑誌も数種類発行されているしテレビでも取り上げられていて、一種のブームのような感があります。

実際私も宝島社の「田舎暮らしの本」は毎月読んでいたし、西田敏行がナレーターをしているTV番組「人生の楽園」も毎週観ていました。

今はどうなんでしょうか。この3年間は夢中で家づくりだけに集中していたので世の中のことはネット記事でニュースを知るだけ。流行には少し疎くなっています。

 

田舎暮らしをしようという動機は人それぞれと思うのですが、私の場合は司馬遼太郎の「翔ぶがごとく」を読んだことが契機になっています。

西郷隆盛が征韓論に敗れて鹿児島へ帰ったときに鹿児島出身の大勢の警察官などが共に鹿児島へ帰っています。それで給料がもらえなくなってどうしたかというと、元々やっていたように畑を耕して自給自足をしているんですね。

 

この時代の人々にとって当たり前のことだったようで、江戸城明け渡しのときも江戸城で生活していた人々は新政府から与えられた浜松の土地に移り住んで慣れない耕作をしながら生活をしています。

 

そうなんです。この時代の人たちは土地がありさえすれば生きていけると考えていたんですね。後に田舎暮らしの土地探しをしているときも感じたことですが、つい最近まで人々は山の上でもわずかな土地があれば土地を耕して生活していたんですね。今は生活に不便だといってそんな土地は見捨てられ、みんな麓の都市へ降りて企業に就職して給料をもらって生きているんです。

 

ある山の上の雰囲気のよさそうな土地を見に行ったときにお年寄りが言っていましたが、山持ちは炭焼きができるので裕福だったそうです。自分の家は山がなくて貧乏で毎日いもばかりを食べさせられたと言っていました。

 

そんな山が今では地元の人どおしで山の売買をすると一山で数十万円の価格らいしです。簡単に山を手に入れることもできそうです。

一流大学を出て一流企業に勤めて人々の摩擦の中で生活していくのと山でのんびり自給自足をするのとどちらが幸せなんでしょうね。

若い人が一旦派遣社員になるとなかなかキャリアが積めなくて将来に絶望するとか、社会に出たものの人間関係がうまくいかず引きこもりになってしまう。それでどうしたらいいかわからなくなってしまう。

でも今の日本は基本的に豊かだと思います。だからもしやる気になれば山を手に入れて自給自足で生活をしていくことは不可能ではないんです。

もし日本が貧乏国家だったら、そんなのんびりしたことは許されないと思います。少し前の中国では、つまりあまり豊かではなかった中国では人々は将来のことなど考えずに毎日、毎日今日を生きることだけを考えていたといいます。全く余裕などないですがそれが生き抜く知恵だったようです。

私は少ーしだけお金を使ってセルフビルド=DIYをして田舎暮らしを模索していますが、お金が無ければ無いなりに同じことをすることはできます。実際ネットではそんな生活を試みている若者が結構います。私もそんな人の発信する情報を参考にさせていただきました。追々このブログでもそのことに触れていきたいと思います。

 

 

さて、明日の朝から基礎工事の建設会社が来て、いよいよセルフビルドの始まりです。工事には私もお手伝いすることで少し工事費を安くしてもらいました。

 

 


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